昨日しっかり準備のためのお勉強をして退去立ち会いに行ってきました。昨日の準備についてはこちら。
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30分ほど前に旧アパートについて掃除用品などをもちだして全部綺麗にしたつもりになり、さらにあとで何かあったときのために写真を散々撮りまくってからお待ちしました。
目次
立ち会いの流れ。ひいらぎやのケース
支社が近いこともあって、ほぼ時間ぴったりにいらっしゃいました。
大和リビングですー
あ、よろしくおねがいします！
契約者さんご本人様ですか。それでは退去立ち会いをはじめて行きましょうー。
という感じで軽く始まりました。
さて、まずは淡々と部屋をあるきはじめて電気がつくかを確認し始めました。で、ブレーカーがおちていたのでそれを上げるところからスタート…。
全体的に残置物という表現をつかっていましたが忘れ物の確認と電球が切れていないかどうかなどをざっくりと確認されているようでした。
その後でそれぞれの修繕についての確認がありました。
ひいらぎやの対応
ひいらぎやとしては、最初に挨拶をした直後に念のため録音をさせて下さいとお願いをしました。
若いイケメン担当者だったのですが名前を聞こうかなともおもったのですがちょっとやり過ぎかなと思ってあとでやりとりが必要そうなら詳細をきこうとおもいその時点では名前を聞かずにスタートしました。
一応、保険屋さんにお願いしてある傷の部分については説明をしました。基本的には↓な感じです。昨日の記事に書いたとおりです。
- クッションフロア
- 扉に傷
- 床下収納の取っ手が外れている
- 扉についていた壁にぶつからないようについている金具の外れ
で、今日イケメンに聞いた感じではクッションフロアだと思っていたのに床はフローリングでした。あとは、床下収納の取っ手については気づいたのが今月の引っ越し作業の際だったので、今日のうち（契約期間中かつ気づいたとき）に火災保険の窓口に連絡をいれて対応を依頼しました。’
指摘事項
上記説明の上で大和リビングからの指摘事項は以下の通りでした。
クッションフロアあらため、フローリング
実は保険に修繕依頼をしていたもの以外にもベッドをどかしたらでてきたものなどがあったり、そもそももっと昔に傷をつけてその時に申請していなかったものがあったのですが、特に指摘されませんでした。結構深そうな傷もあったのですが、これはやっぱりどうせ修繕するつもりだったのかなぁと感じました。
扉の傷
扉って木の板の上にシールがはってあるんですけど、これ突き抜けちゃってますね。結構高額になるかも知れませんよ
（これはしょうがない…、保険がききますように）
扉についていたかべにぶつからないようについている金具の外れ
これは普通に使ってたら壊れませんよね？
扉の上部にネジで取り付けられているもので、扉の開閉や向こう側の壁に当たったときに衝撃があるのだからネジが緩んでとれるのは構造的には当たり前では？
といったところなるほどそうですか。といわれました。あっさり。ちなみにこの金具がはずれたときに受け側の壁に傷がついていたのですが特に指摘されませんでした。
コーキングのカビ
水回りのコーキングのカビは普通だろうとおもっていたのですが…。
このキッチンと洗面所のコーキングの黒カビですが、普通に掃除をしていればこんなにひどくなりません。ここについては修繕の費用を負担していただきます。
いやいや15年も住んでいたらこれくらい汚れるでしょう。ちなみに洗面台自体の耐用年数が15年なのですから、それを補助しているコーキングはそれに付随しないのですか？
コーキングはまた別なんですよ
わかりました。それではガイドラインにしたがって正式な請求書をだしてください。
ガイドラインというのは国交省のですか？わかりました。
このやりとりは結構重要だったようで、ちゃんとガイドラインを調べているということを印象づけたようでした。
コンロ周りの汚れ
コンロ周りの汚れは正直全然ケアできていないというか、ガスコンロをどけたときに絶望してこれはもうクリーニングに任せようと思ってろくに掃除もしていなかったのでした。
結構勉強をされていらっしゃるようですが、このガスコンロ周りの汚れはどう思われます？
コンロ周りの油汚れについてはちゃんと調べていませんでした。でもこれは汚れであって次の入居者のためのクリーニングをいれるのであれば綺麗に落ちるのではないですか。傷があるわけでは無いですから。
クリーニングでですか？そうですか…。
で、これで終わってしまいました。あれ、よかったのかしら。
残置物
トイレットペーパーがそのまま入っていたのですが、忘れ物ですと返されました。これは単純に受け取っておしまい。
もう一つあったのがベランダの物干し竿2本です。記憶ではこれはもともと部屋においてあったものです。
お渡ししている際には物干し竿はついていません。そのままだと残置物として処理しますが一本3000円いただきます。
いやいやもともとあったんですけど…。
であればお貸しする前の写真があるはずなのでそれを確認してみます。それで写真に写っていなかったら処分代金をいただきます。
うーん、めんどくさい！更にやりとりがあるくらいなら、物干し竿くらい粗大ゴミとしてゴミ捨て場に持って行くだけだしいいかとおもい…
わかりました。やりとりが増えると大変なのでこれは今日持って帰ります。
あ、そうですか、所有者が不明な物干し竿2本を回収してくれるのであれば、さきほどのコーキング2カ所の分についてはその分で相殺しましょう。
（えっ、まだどちらが対応するかは写真判定にもつれ込んだはずなのに、それで相殺してくれるの？）了解です。ありがとうございます。
という感じで終了しました。コーキングの請求書をだすのがめんどかったのかもしれません。
結果として…
今回の退去費用については0円と言うことで僕のサインをしますので、確認の上サインをおねがいします。ただ保険を適用する分の修繕がありますので、その請求書については新しいご自宅にお送りさせていただきますので、住所をお願いします。あれ、この新居は一戸建てを購入されたのですか？おめでとうございます。
ということで無事0円での退去を勝ち取りました。とはいえ、修繕を保険会社がみてくれるかは不明ですが、電話をしたときの対応としては大丈夫そうと思っています。
そして、最後、お祝いの言葉をいただいてしまって、なんだか敵対視して（もちろん露骨にはしてないですよ）しまって申し訳なかったなぁと思ったのでした。
とはいえ、本当に事前の勉強がだいじだとおもったのと、今回については立ち会いをして良かったと思っています。故障場所の説明とそれに対するこちらとしての意見をいうことで、費用が0になったり、なぜか交換条件が発生したりと、たぶんお話ししないと出来なかったと思います。ちなみに国土交通省の原状回復をめぐるトラブルとガイドラインはこちらです。
15年以上という長い期間住んでいたことと、もう次の入居者が決まっていて時間が無いともいっていたので、変にごねられると困るということもあったのかもしれません。
しかし、今回若い子だったのですが、すごい裁量をもっているんだなとはおもいました。そういう意味では本当にうまくやらないとすごい高い請求がされることもあるんでしょうね。
次は修繕と保険の対応についてまとめるはずです。