わかっているけどなかなか出来ない買う物の選び方。「奥さんみんなが知らないけどこんな良い物あるんですよ」なんて嘘。みんなが使っている物を選ぼう。

この間親から電話がかかってきて、ちょっと最近物忘れが目立ってきたから、NMNを飲もうと思っていいというやつを買ったんだよというのです。あー、僕もNMN飲んでるよーという話をしたのですが、聞いて見たら激しく高いサプリメントを買っていたりしたのでした…。こういうのは「ここだけの話!」というのではなくて、みんなが使っている物を選ぶべきです。

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ここだけの話という本当の話なんてない

よく言われていることですが、どうしてもだまされてしまうのはあなただけの特別ですよというような表現です。

うちの親も、「これは本当にいいよ!」と進めてもらったようなのですが、商品名を調べてみてもあまりWeb上でレビューなどが載っておらず、情報があまりありませんでした。

これってどういうことかというと、発売元やそれを扱っている人は良いよ!といっているわけですが、実際の使い勝手について、正直良いか悪いかの判断が付かないのです。

特にサプリメントや医薬品といったものは自分の体質との兼ね合いもあるので効くか効かないかはわかりませんし、そして副作用がないとも限りません。

ですので、「みんな知らないけど」というものではなくて、大勢のみんなが使っていて、安全が確認されていて、そしてどれくらいの割合の人が良い効果がでているかという情報が重要です。

ですので、ローカルな口コミではなくて、しっかりしかるべき審査を受けて承認を受けた物だったり、すでに多くの人が飲んでいてその効果が市場でも確認されているというものを選んだ方が無難です。

先進医療などについてはまた別ですが、これはお医者さんという専門家が判断をして進めてくれたりする物ですので、お友達がすすめてくるものとは別ですね。

そして、本当にいいものだったらあっという間に使われていくはずなので、あなたが本当に最初の特別な話として聞くなんてケースはまれなはずです。

「うーん」とおもったら数ヶ月待ってみるのがいいのではないでしょうか。今のインターネット時代では良い物は爆発的に拡散します。本当に即効性が圧締鋳物であればすぐにたくさんの良いレビューがでてくるはずです。

サプリメントだけでなく何でもそう

今回はサプリメントの話だったのですが、単なるおいしい食べ物や、使ってみて効果がすぐにわかるツールであれば、健康上に影響がないという点で、まずは使ってみるというはいいのかもしれません。

それでも、ちゃんとそれなりの値段かどうかは同等品などを確認してみるべきですね。

そして、消耗品ではなくてそれなりに長く使う物であれば、メーカーのサポートなど維持に関する情報はとても大事です。買うときにはわからないので先人の知恵に頼るのがとっても大事です。

でも、しっかり有用な物を使いたいという「人柱気質」のない人はWebでしっかり調べると良いと思います。そうすることで類似品の知識が増えますし、そして納得した買い物が出来ると思います。

当たり前の事がなかなかできない

「あなただけ特別」ということなんてあり得ないというのはみんなわかっていると思うのです。ここにかいたことはみんなそりゃそうだと思っているはずなのです。

それでも人はだまされます。逆に「自分に限って」という意識も働くし、身近な人が進めてくれるような物は「あの人が勧めてくれるなら」という意識も働きます。

でも「あの人」がだまされていたりして悪気がなかったりするケースも往々にしてあるのです。そういった場合に良くない物をつかまされてしまうと、お互いに険悪になってしまったりするので、人間関係が絡むときこそしっかり考えて物を買うのが良いと思います。

このブログでもひいらぎやが実際に使ってみてよかったものは紹介していたりします。こういうブログやショッピングサイトのレビューなどで情報はわんさか受け取れる時代です。

ある商品の情報がまったくないということ自体がその商品が売れていないか、それか良くないものだった可能性が高いと思います。

良い物は発信されます。悪い物はそのまま捨てられます。その悪かった情報をわざわざ提供してくれるような人はなかなかいないのです。

ですので、情報がたくさんあるみんなが広く使っている物を選ぶのがまずは無難なのです。

アーリーアダプターかアーリーマジョリティの中の早めの人を目指そう

マーケティングでは新しいものを取り入れる人たちの群を順番に以下のように分類しています。

  1. イノベーター:革新者(2.5%)
  2. アーリーアダプター:初期採用層(13.5%)
  3. アーリーマジョリティ:前期追随層(34%)
  4. レイトマジョリティ:後期追随層(34%)
  5. ラガード:遅滞層(16%)

健康食品や専門的なデバイスなど自分で問題が起きたときに解決できないような商品の人柱になるのが楽しい人がいます。そういった人がイノベーターですね。とりあえず自分で触りたい人たちです。最近はつかってみたという動画などを配信することでも商売になるので割合が変わってきてるかも知れません。

人柱モードは人柱モードが好きな人に任せましょう。そして、その人たちの情報をもとにアーリーアダプターかアーリーマジョリティのはじめくらいのひとになれるようにアンテナを伸ばすのが良いと思います。

今の世界はどんどん変わっているのでアンテナを伸ばす人とそうでない人のQoLはすごい勢いで開いているのでは内かと思います。できるだけ新しい情報を集めておくということが重要です。

ただ、それを活用するかどうかは別の話ですね。

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