【5KMは終了してしまいました】5KM(ファイブケーエム)。動いて稼ぐM2E。概要とはじめ方を紹介します(アクティベーションコードもあるよ)。

ひいらぎやは、ブログの更新をさぼってしばらくM2E(Move to Earn)や仮想資産についていろいろと調べていました。そのあたりはいろんな情報があふれているので、ここでは触れませんが、なかなかまとまっている(というよりもひいらぎやがほしいと思っている偏った情報がまとまっている)書籍やページは存在しなくて、先駆者の方々はとっても勉強をされてきたんだろうなと頭が上がりません。

さて、それはおいておいて、今回はひいらぎやがとりあえずSTEPNと並行して初めてみた5KM RUN / 5KM TODAYというアプリについて紹介してみようと思います。

0.1 5KMとは

5KMという名前が非常にわかりにくいのですが、5KMでファイブケーエムとよむアプリの名前です。実際にイベントのアナウンスなどでもこれはアプリの名前の話をしているのか距離の話をしているのかがよくわからないというケースもありました。

5KMはSTEPNと同じように靴のNFTを購入し、NFTを持っている状態でムーブすることで仮想通貨を取得するという流れで「稼ぐ」ことになります。

6月12日時点でゲーム内で稼げるのはゲームトークンであるKMTだけです。ガバナンストークンであるRUNは、MEXCで上場されたので購入できますが、ムーブによって取得することはできません(ホワイトペーパーには将来的にゲーム内で獲得できるという記述があります)。なお、6月10日にKMTをステーキングしてRUNを報酬として得られるようになりました。また購入するという文脈であればKMTもuniswapもしくはpancakeで購入することができます。

現在、KMTとRUNを稼ぐ方法は以下の通りです。

  • スニーカーNFTを購入してムーブしてKMTを取得する(NFTなしでも一日10KMTまではもらえます)
  • KMTをステーキングしてRUNを取得する
  • KMTをuniswapもしくはpancakeで購入する
  • RUNをMEXCで購入する

です。

トークンを購入するというのはあまり重要ではないでしょうから、ここからゲーム内でKMTを取得するための方法を紹介します。

0.2 5KMの構成

あまり紹介されていませんが、5KMをプレイする上で理解しておいた方がよさそうですので、あんまり5KMに限らなそうですが、きっとこんな感じになってんじゃね?とひいらぎやが想像する仕組みというか構成を載せておきます。

5KMのサーバ構成

何を言いたいかというと、プレイヤーは専用のアプリもしくはChromeやSafari、EdgeといったWebブラウザを通じて、5KMのWebサーバにアクセスをしていろいろな手続きをしているということです。

多くの機能はWebサーバ側に実装されていてアプリはその機能を使うための受付に過ぎません。ムーブの際のGPSや振動センサなどの機能は使っていますが、おそらくあくまでもその情報をWebサーバにパスしているだけです。

ということで、本当に何を言いたいかというと、現状でアプリにはすべての5KM Webサーバの機能を使えるボタンがあるわけではありません。一方でユーザが持っているデバイス(スマホやPC)のWebブラウザでしか出来ないという事が多いです。少しずつアプリにも実装されていますが、アプリで出来ないなと思ったらWebブラウザでWebサーバに接続することで出来ないかを確認すると良いと思います。

0.3 STEPNとの比較

STEPNをプレイしてきた方が多いと思いますので、少しだけ比較を載せておきます。なお、STEPNのスニーカーの価格が高すぎるので安く参入できるということも掲げられていましたが6月12日現在、STEPNのスニーカーの価格が暴落しているのであまり変わりません。

STEPN5KM
スニーカーのタイプWalker、Jogger、Runner、Trainerの4種Walker、Jogger、Runner、Trainerの4種(STEPNと同様)
スニーカーのレアリティCommon、Uncommon、Rare、Epic、 Legendaryの5種Common、Uncommon、Rare、Epic、 Legendaryの5種(STEPNと同様)
移動可能な距離/時間1足2エナジー(10分)、3足4エナジー(20分)と一定数のスニーカーを保持することでエナジーが増加しムーブ出来る「時間」が増加。レアリティの高い靴を所有することでエナジーが増加。所有するスニーカー1足毎に500メートルのムーブマイレージ(「距離」:MV)が増加。STEPNと異なり一足毎にMVが増加。レアリティの高い靴を所有することでMVが増加。
トークンゲームトークン: GST
ガバナンストークン: GMT
ゲームトークン: KMT
ガバナンストークン: RUN
スニーカーのミント2足のスニーカーのレベルがそれぞれ5になるとミント可2足のスニーカーのレベルが10になるとミント可
ルートボックスムーブ中にMistery Boxを確率で取得。一度のムーブで消費したエナジーとLuckの数値によって取得の可能性、レアリティが変化。ムーブ中にLootBoxを確率で取得?(未実装)
チェーンSolana、BSCチェーンでそれぞれで別のレルムとして利用可能。ERC、BSCの双方を利用可能。スニーカーNFTによるMVは合算、どちらのチェーンで取得したスニーカーでも区別無く同様に利用可能。ゲーム内で取得したKMTの出金は出金時にチェーンを選択可能。

1 ウォレットを用意する

まずはウォレットを用意します。有名どころだとChromeのエクステンションもしくはスマホのアプリとして動作するMetaMaskですね。ERC(イーサリアム)チェーンとBSC(BNB)チェーンの双方に対応していますので、ウォレットを用意して下さい。

どちらがいいの?といわれたらきっと今後プレミアムが付く(とひいらぎやが信じている)Genesisスニーカー(一番最初に作られた限定のスニーカーです)はERCでしか買えないので、これを買いたい人はERCになります。ただ、ERCはガス代がとても高いので、Genesisが気にならない方はBNBで良いと思います。

とはいえ、MetaMaskでERCのウォレットを作って、同じアドレスにBNBチェーンを追加して、スニーカーNFTを保管すればERCとBNB双方の靴を使い分けできます。GenesisだけERCで購入してそのほかはBNBという手が一番コストがちいさいかもしれませんね。

MetaMaskの使い方についてはたくさん解説ページがありますので、そちらに譲ることにします。

2 ウォレットをWebに接続する

ウォレットが用意できたら次はウォレットを5KM Webサーバに接続します。先ほどの絵で説明した一番右のWebサーバです。ここではアプリではなくてWebブラウザでアクセスすることになります。

スマホでもPCでもよいので、まずは5KMのWebサイト(https://5km.today/)にアクセスします。

Webにアクセスしたら下図の右上のAppコネクトをクリックします。

5kmトップ

すると以下のページに遷移するので中央のConnect Walletという黒いボタンをクリックします。

5KM Connect Wallet

Connect Walletをクリックすると以下のような画面に遷移しますので、MetaMaskをクリックして下さい。Chromeの場合は既に拡張を追加していると思いますが、拡張が追加されていなければInjected (unsupported)と表示されますので追加して下さい。うまくいかなければMetaMask内のブラウザを使うとスムーズかも知れません。

5KM Choose Wallet

この後ウォレットが追加できるとアクティベージョンコードの入力を求められます。スクショはちょっとうまくいかなかったのですがactivation codeと書かれたテキストボックスが一つあるだけなので迷うことはないと思います

3 アクティベーションコードを入手する

さて、アクティベーションコードを取得しましょう。アクティベーションコードは靴を持っているプレイヤーであれば24時間に10個発行できるので世の中にあふれています(笑)

公式のディスコード(discord.gg/6wbag4ycbp)の#-share-code部屋でもらうか、以下にあるものを使ってみて下さい。以下のリストは気づいた時に更新しますが、使われている場合もあります。複数載せておきますので、とりあえず一つずつトライしてみて下さい。(2022年7月12日更新)

  • 76668500
  • 76476430
  • 76281998
  • 76108420
  • 75925263
  • 75726211
  • 75514990
  • 75335556
  • 75130070

さてこれを入力すると以下のようにQRコードが表示されます。青い四角やラインはひいらぎやの個人情報(笑)を隠しているので数字の羅列だったりバーコードが表示されています。一番大きいのがQRコードですがこれではQRコードかどうかわかりませんね(笑)

4 スマホアプリをダウンロードする

さて、これでWebサーバ側の準備は整いました。ここまで最初に書いた絵のなかでWebサーバとWebブラウザとのやりとりをしてきました。次に、みなさんが使っているアプリとWebサーバの紐付けを行って、このスマホは私の物!と宣言するのです。

それに使うのが先ほどのQRコードです。これに皆様の識別情報が入っているので、これをアプリに読ませて連携させます。

アプリは5KMのWebサイトのトップにリンクがあるのでそこをスマホのブラウザでクリックしましょう。最初にはったトップ画像をもう一度貼っておきます。iOSとAndroidのアプリへのリンクがありますね。

なお、ひいらぎやはiOSでの動作確認のみしておりますので、ご了承下さい。

ダウンロードが済んだらアプリを起動します。ログイン画面が表示されます。Loginボタンを押す前にUser Termsを確認してその左の○がボタンになっているのでそこにチェックを入れておいて下さい。

5KMログイン画面

さて、ログインボタンを押すとカメラが起動します。ここで先ほどのQRコードを読み込みます。PCで表示してスマホで読み込んでもいいですし、スマホだけで終わらせるには、スクリーンショットを保存しておいて読み込ませてもよいです。

5KM QRコード読み込み画面

ログインすると以下のような画面になります。ちょっと数字は増えていますが、最初はもちろん、Total DistanceもTotal Rewardもすべて0で始まります。

5KMログイン直後

5 動作確認

さて、これでひとまずインストールが終了です。5KMはGPSやモーションセンサーを利用してプレイヤーのムーブを確認します。最初の起動時に設定について有効化を求められますが、動作確認をしておくにこしたことはありません。

位置情報の共有設定はiOSでは、「設定」 -> 「プライバシー」 -> 「位置情報サービス」から「FiveKMRun」で位置情報の共有設定を行います。「このAppの使用中のみ許可」もしくは「常に」を選んで下さい。

モーションセンサーの設定は、「設定」 -> 「プライバシー」 -> 「モーションとフィットネス」から「FiveKMRun」が有効化されていることを確認して下さい。

さて、5KMでは靴がない状態でも「体験モード」があります。これはスニーカーNFTをもっていなくても一日あたり10KMTを取得できるというモードです。NFTを持っている状態ですと動ける権利を使ってしまったりするので、ダメージが小さい体験モードでテストをするのが良いと思います。

体験モードでは、WalkerタイプのスニーカーNFTを持っているのと同様の条件でKMTがもらえます。単純に、先ほどの画面のStartボタンを押して歩いてみて下さい。KMTが得られれば問題ありません。そうでなければ先ほどの設定を確認してみて下さい。

さてこれでゲームをプレイする準備はできました。裸足(NFTなし)でも1日10KMTずつ取得することは可能ですが、現時点で、最低出金額は10000KMTですので、そのままだと3年弱かかりますので現実的ではありません。「稼ぐ」ことを目的にする場合にはNFTの購入が必須です。

次回はスニーカーの取得方法について説明します。

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