恥をかける人間になる。突拍子の無いことにイノベーションは潜んでいる。

知人から急になにかをお願いされることがあります。

ひいらぎやの場合は急にみんなでライブをやるから入ってよということでした。いわゆる色物枠でうまい歌や演奏が求められているのでは無くネタとしてということでした。

受け入れることで世界が拡がる

これは常に同じ事をいっていますが、自分自身の枠を拡げるには見識を拡げることです。自身の唯一のバックグラウンドを豊にし、普通は掛け合わせない物事を掛け合わせることで一とは違うことを創り出すのです。

バックグラウンドの種はたくさんあった方が良いに決まっています。だから、どうしても無理ということをのぞき、まずはやってみると言うことが大事です。ひいらぎやも舞台の上でうたったことなどなかったですし、しかも笑いをとるという激しく難しいことをいわれたので、当初は断る気満々でいましたが、少なくとも依頼してくれた人はひいらぎやにそれが出来ると思ってやってくれたということもあり、また、一人では無くバンドでやるということで引き受けました。

これで、スタジオに入って練習をしたり、ボイストレーニングのまねごとまでやらせていただき、これまでとは全く違う経験ができたわけです。蒙古のような活動を5年ほどイベント毎にやらせていただいておりますが、それが「当たり前」になってきました。

結局は踏み出す勇気を持つと言うこと

「人間、変わることは死ぬほど怖い」しかし変化を求めなければ何も変わらない。でも述べていますが、新しいことをやることはなかなか勇気がいります。しかも人前にでるというのは本当に難しいことです。ただ、これに身をさらす事でそのような活動に慣れることができます。何度かやると二つ返事でYesといえるようになります。ある意味「鈍感力」ともいえるかも知れません。

小さな一歩からでよいので、新しい一歩を踏み出すことになれてしまえば、どんどん生活が良い方に変わっていくのです。

ひいらぎやもステージに上がった後、知り合いから、「あんなことをできるような人だとは思わなかった。びっくりした本当に良かった」といってもらえました。

自分が自分であるというペルソナを作り上げ、そこに閉じこもってしまうのは自分で自分の限界を作っているのと同義です。これを常に破っていくという人でありたいのです。

そしてそこからさらに新しい一歩へ

このような一歩を踏み出すと普段自分とはつながっていないクラスタ(コロナじゃないです)とふれあう機会ができます。そういった人間関係ができるとそこから新しい知見が入ってきたり、さらに新しいことに誘ってくれたりと人の輪と自分の活動の輪が拡がっていきます。ひらぎやも音楽はとっても苦手だったのですが、この機会をとおしていろんな人とつながり、さらに新しい範囲へと友好の輪が拡がっていきました。

ちょっと現時点ではコロナの影響もあって動きにくいと言うことはありますが、それでも何か新しい事を始めると楽しいことがきっと待っています。

(本記事は2018年9月18日 9:11 PMに公開した物に追加・加筆したものです)

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