きく家。金沢中央味食街から移転後何度目かの訪問。いつもオーソドックスながら素晴らしい味のお寿司をいただけるお店。

先日行っていたきく家さんの紹介です。ひいらぎやは、きく家さんが中央味食街という金沢でももっともディープな場所にオープンした直後から通っていて、前はその日に何も考えずに立ち寄って寿司をつまんで変えると言うことをしていたのですが、さすがにミシュランの星付きになってしまったらさっぱり入れなくなってしまいました。予約困難店の一つです。一度行ったら3ヶ月後くらいの次の予約を入れて帰って来るという状況になっていたりするので、誰かに連れて行ってもらうのがいいかもしれません。ただ、電話はつながるのでキャンセルが出たところなんかを狙うと意外と予約は取れるかもしれませんね。この電話番号も当初は大将の個人電話だったはずなのに（笑）

たまたま蟹漁解禁の後の予約に。

もともと予約があったのはもっと前の日だったのです。それが新型コロナウイルス対策でお店の営業が難しくなり、予約がキャンセルの連絡があったのでその時に次に空いている日は？ということで予約したのがこの日でした。11月6日の蟹漁解禁のすぐ後で、もちろん香箱蟹を楽しむことが出来ました。

実は、ネタをメモしてあったノートが飛んでしまったので、今回それぞれのネタの説明が十分に出来ません（笑）

18時と20時の2回の回転制になっています。前のお店では3回転の時もあったのですが、ネタが足りなくなるからと言うことで2回に落ち着いた模様。最初に入るとこのような感じでセッティングされています。

そしてお料理へ

手前にあるのはお醤油と粗塩とわさびです。奥のカウンター上のお皿は握られたお料理をのせてもらうためのスペースですね。大根のツマはみんなが食べてくれないからと言うことで、ミョウガのツマです。

それとここではいつも箸置きと醤油皿で楽しませていただけるのですが、今回はバナナの箸置きでした。ありそうでないような…。

最初はおつまみから

ドリンクを頼んで、まずはおつまみが数品でてきます。まずはビールでスタートしました。

最初にでてきたのはこれ。たことヒラメです。たこは細かく短冊に切った物。ヒラメにはゆずがかけられていて風味が豊か。お酒が進みます。

こちらはサゴシ。サワラの幼魚ですね。

そしてこちらはマグロの背トロです。

つぎは、ぶりの刺身です。上に乗っているのは能登でつくっているという紅くるりという紅大根。さっぱりでおいしゅうございました。

このあたりから日本酒がないとだめだ（笑）ということで、日本酒にシフトします。残ったビールはチェイサーとして。いろいろとおいていらっしゃるので大将にお任せして出してもらいます。

最初の一杯は大信州 辛口特別純米酒。名前の通り長野のお酒です。

先ほどまでに出てきたつまみで飲みます。そしてあっさり二種類目に。秀鳳 純米大吟醸 超辛口。このあたりは一緒に行った方が辛口でというお願いをしたので辛口でのチョイスです。英語表記では「SHUHO AWESOME KARAKUCHI EDITION」となっています。なんかいろいろと突っ込みどころがありそうですが、面白いです。

ここまででおつまみはおしまい。これまでのお皿が引かれて新しいお皿がでてきてお寿司がサーブされます。僕のお皿は透明なガラスのお皿でした。人によって違うので楽しめます。

最初に出てきたのはアオリイカです。ガラスのお皿に浮いている感じでとってもきれいですね。

クルマダイ昆布締め。

日本酒もどんどんいけます。これは、大盃 macho(マッチョウーマン) 愛山 純米。群馬のお酒です。

こちらはカワハギですね。肝が乗っています。

香箱。これです。奥から蒸し上がった蟹が出てきたときには歓声が（笑。甘くて口の中で溶ける感じ。幸せすぎました。

鶴齢 純米酒 雪男。これは新潟のお酒です。

甘エビ。その名の通り本当に甘い。。

まんじゅう貝。こちらはまだ生きていました。シャリの上で踊っている感じ。

こちらはシマアジかな。

白隠正宗 純米 誉富士。

ウニ。手巻き風で、大将が手渡してくれます。

田中六五（たなかろくじゅうご） 純米酒。

こちらはマグロですね。

お味噌汁はハマグリとわかめでした。

穴子の白焼き。

こっちは鉄火巻き。

カッパ巻きです。ここのはキュウリを千切りにしてから巻いてくれます。歯ごたえが変わっておいしいです。

トロかな…。一通り食べて足りなかったら残っているネタを聞いておかわりができます。「残っている」と言うくらいで、以前ひいらぎやが、ネギトロ巻を頼んであんなマグロ潰すんだーと思ってみているとお隣さんもほしくなったらしく注文したら「もうありません」という結果に。早い者勝ちです。食べたいものを先に言うのが重要（笑

さて、そんなこんなで幸せに帰路につくのでした。これは、きく家さんから犀川大橋方面に向かっての景色。やっぱりまだ人通りは少なし気がしますね。この道はそもそもあんまり人は出てないですが…。