また来てしまいました。林檎とわかば。2月に2度お邪魔して3月はお休み?(笑)したのですが、実はお店の12周年もちかいということで2月に予約をしておきお邪魔したのでした。今回も当然素敵なメニューで幸せな時間を過ごすことが出来ました。新型コロナウイルス感染症による蔓延防止等重点措置は解除された石川県ですが、まだお客さんの戻りが安定しないと言うことで予約でコース料理ということにされているそう。
夕方の店構え
今回は少し早い時間にお願いしたのでお邪魔したときにはまだ外は明るくちゃんと建物の雰囲気がわかる写真がとれました。以前のたばこ屋さんということでちょっと不思議な建物ですね。真ん中のショーケースの写真を撮っておけばよかったと今後悔しています(笑)
御料理
さて、今回は周年のお祝いと言うこともあって泡でスタートです。モエ・シャンドンがオーストラリアで醸造しているというスパークリング。開店の頃から値段は3倍くらいに跳ね上がっているそう。
これとっても華やかでおいしい。値段があがるのもわかりますね。
さて、アミューズです。シカのパテ。ピスタチオとマッシュルームのソース、そして粉のような物は自家製のビタービスケットを砕いた物。そしてその上にはエディブルフラワーが載っています。
もう見た目から素敵な一皿です。しかも独特の香りがあるものですが、それぞれのソースでいやな香りもまったくなく、そしてビタービスケットの香りも相まってとても素敵にいただけました。
そして、ガラスの立派なお皿にのってでてきたのが、春の野菜と水蛸とホタテです。水蛸とホタテは低温で火を入れて、水蛸は少しあぶって、そしてホタテはマリネ。わかりにくいですが水蛸の身の下には吸盤が敷かれています。これはこれで歯ごたえが違って素敵です。お野菜は、カタクリの花、グリーンアスパラ、ホワイトアスパラ、うるい、甘草、クレソン、あさつき。
本当に強く春を感じる一皿です。そしてお皿とセットで見た目もあざやかです。ホワイトアスパラが素敵すぎました。
ここでバケットです。これもとってもおいしいです。バターもセットで素敵。
前回も同じで出てきたお皿でビビッドな御料理が出てきました。
赤いのはビーツです。白いのはミルク、固形物(笑)はタケノコとトリュフです。これも絶品でした。ビーツが優しい味で、更に優しい味のミルクとすてきにマッチしています。そこに地物のタケノコとトリュフのそれぞれの香りがとってもすてき。
そしてお魚です。輪島の鯛に二種類の菜花を菜花のソースで。下に敷いてあるのは春キャベツです。鯛、野菜とも春!という感じです。見た目も本当に春を感じさせます。鯛の火の通し加減がとてもよくってぷりっぷりでした。
そしてメインです。今回は4人でお邪魔したのですが、少なくとも2名ずつ同じメインにしてほしいということだったので、和牛と鴨のローストを2名ずつお願いして、それを一皿に盛り合わせて頂きました。
左側が牛、右側が鴨ですね。左側のしいたけはプレミアム椎茸の、天恵菇(てんけいこ)です。金柑は香りとしても絵としてもとっても聞いていますね。さすが。それぞれのお肉の味はもうなんともいえません。しあわせ。
実は最初の泡以降はシェフにお願いして御料理毎にワインをカップリングしてもらいました。メインは2人ずつで半分こしているので難しかったのですが(笑)、半量ずつ2種類をだしてくれるという神対応。超感謝です。
和牛には、このお店ではいつも飲んでいる気がしますがCalaMuri。フルーツ感が強くて、味も濃いのですがなぜか料理を邪魔しない…。とっても素敵です。
そして鴨にはこちら。フェザーインキャップ。三銃士の帽子につけられた羽を意味する名前をつけられたワインです。飲み始めはちょっと固くってという感じでしたが少し経ったらとても華やかでフルーティな顔を覗かせてくれました。
そしてデザートです。こちらはフルーツがのっている器がありますが、甘さ控えめのプリンでした。横長プリン。横長だとその上にのったフルーツやアイスと合わせて食べやすいです。黒いのはココアパウダーです。
そして最後は紅茶をいただきました。さっぱりと口の中を流してもらって心地よかったです。
いつ来ても素敵な御料理をいただけるのが素敵なお店です。なんでレパートリー無くならないんだろう…。
店舗情報
店舗名 | レストラン 林檎とわかば |
住所 | 石川県金沢市十三間町120番 |
電話番号 | 0120-897-396 |
営業時間 | 18:00〜24:00 |
定休日 | 月曜日 |