食彩赤まんま。片町の割烹屋さん。赤いご飯というわけではなくてお花の名前。今回は初物の香箱蟹を頂きました。

ひいらぎやはプロフィールにも書きましたが、コロナが始まる少し前まで、北陸一番の繁華街といわれる金沢の片町にほんとによく飲みに出ていました。ちなみに福井にも片町という繁華街があるのですがそっちとは違って金沢の片町です。

その昔この地域は広い道の片方に屋台が並んでいるという様子だったそうで、それで片町と呼ばれるようになり、そしてその時の屋台の方々に店舗に移ってもらって…という時代背景があるようですがそれはまた別の話。

学生のころから片町に徒歩圏内のアパートに住んでいたこともあり、あるタイミングから突然片町に入り浸る(笑)ようになったのでした。

で、一番最初はいつだったか覚えていませんが、結構昔からお世話になっているのがこのお店、食彩赤まんまさんです。

大将は京都で修行をされていて金沢の別の地区でお店をやっていたそうですが、片町に越してきたそうで、それからこちらで腕を振るっていらっしゃいます。

久しぶりの再会でこのお店に

そろそろ関東でも時短営業のお願いが終了するという話題が出ていますが、石川県では10月1日から解禁され少しずつではありますが人が街に戻ってきている間隔があります。ちなみに石川県で「街」というと香林坊片町周辺のことを一意に意味していたりします。金沢駅周辺のことは「駅」ですね。他の街とか駅はどうして挙げるんだと思いながら…。

さて、そんな中久しぶりに都内から帰ってきた方がいらっしゃったので、せっかくなので石川らしいものが食べられるところということで、赤まんまさんにお願いしたのでした。

オーダーは、「金沢っぽい物をいれて、で、みんな飲んだくれなので締めの炭水化物は要らないので後は適当に!」でした。快くわかったよといってくれる大将。見てくれはごついですが、心遣いは最高です。

そんなわけで実食

このお店は最初に3品の珍味の突き出しが出てきます。今回はこんな感じ。

突き出し

左から、塩から、こんか漬け、そして鰻です。「こんか」というのは糠(ぬか)のことです。「へしこ」もよく出てきますがこれはもともと福井の方の呼び方だと思います。青魚ですが代表的なのは鯖。最初はこの突き出しでちびちび行きます。というところですが最初はやっぱり生ビールでしょ!

そしてお刺身へ突入。

お刺身

こんな時期というのもあって、一人一皿で用意してくださいました。ぶりまぐろ、えっとあとはんだったかな。左に見えるのは商品名で言うとシークリスタル。海藻ででできていて、コリコリした歯ごたえがおいしいです。このあたりから日本酒へ…。

茶碗蒸し。上にのっているのは秋の王様!

続いて茶碗蒸しが。上に載っているのは松茸様ですね。こんな贅沢で良いのでしょうか。当然おいしいやつです。

天使のエビ

そして天使のエビの塩焼きこれは香りがとっても良くて素敵なのです。この途中のどこかで白子をだしてもらったのですが写真が行方不明です。

そしてやっぱりこの季節は…。

香箱がに

石川県の蟹漁の解禁日は11月6日なので、実際に食卓に並ぶのは7日からです。ですのでこれは確か山形のだったかな。とはいえ、やっぱり香箱は香箱。テンション上がります。

今日は頂かなかったのですがひいらぎやが個人的に大好きなのはバッテラです。最後の締めに作ってもらって食べると幸せになれます。お持ち帰りも出来るので是非試していただけると。なにげに2階に広い座敷があるので20人とかでも平気では入れるので、宴会にもおすすめです。

店名食彩赤まんま
住所石川県金沢市大工町27
電話番号076-231-0723
営業時間18:00〜24:00
定休日日曜日

定休日と営業時間は↑の通りなのですが最近は休日はお昼から開けていらったりするので是非Facebookページなどで確認して見ていただけると良いと思います。

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