今月の言葉「虚にして人を受く」

3月の月詣りはうららかに。ちょっと遅くなってしまったけれど今月もお詣りに行ってきました。

毎月お邪魔している白山比咩神社。御朔日(ついたち)詣りということで月初に行く方が多いと思います。毎月1日は朝4時からご祈祷が行われているので、第一回目を目指して参加されている方も。

ひいらぎやは昔は一日にいっていたのですが最近は無理せず毎月最初の日曜日の午前中に行くようになりました。ちょうどその日は石川県のお茶の各社中の方々による白山茶会が開催されているので、お茶をいただきながら(無料!)のんびりするのにちょうどいいのです。

とはいえ、今月は月初から土日が忙しくて月の半ばにもなってしまいました。とはいえ、お詣りしないのも気持ち悪いのでということでお邪魔してきたのでした。

3月の表参道はもう緑ががって。

白山比咩神社の駐車場は表参道の前と北参道の前の2カ所にあり、北参道の駐車場の方が大きくて、また本殿に近いので、便利なのはこっち。でも表参道をゆっくりとあるいて、日頃の喧噪から心を落ち着けて本殿に行くのでは気分がちがうんですよね。

それにせっかく行ったなら神社のできるだけ多くのことを楽しみたいとも思います。

そして表参道は毎月一回通る毎に表情が変わり楽しいです。冬は雪の中、植物の新芽などが、夏はうっそうとした緑、秋は紅葉…。まぁ当たり前ですが最近季節を感じることが少ないのでとても気持ちよいです。

そして年によってもその色合いが違いますが、今年は暑くなったり寒くなったり…。2月はすごく温かかったと思ったら3月は雪が降ったりとなにがなにやらですね。とはいえ、僕がお邪魔したこの日はとてもいい天気でした。

2024年3月の表参道

春というかもはや夏の雰囲気さえあります。木々の葉がまだそろっていないこともあり「緑!」という感じではないですが、冬がおわるなぁという感じです。

そうそう、神殿の中には冬眠からめざめたカメムシがたくさん…。踏まないようにと気をつけないといけないくらいでした。この地域は冬になるとカメムシやらテントウムシやらが家の中で越冬するので虫嫌いには大変そうです。

今月の言葉

今月の言葉「虚にして人を受く」

今月の言葉はこちら。

虚にして人を受く 〜易経〜

意味はこちらです。

今月の言葉「虚にして人を受く」説明

心をすなおにし、先入観をもたないで、人の話を聞くことが大切であります。「虚心坦懐」

とのこと。ちゃんと月初に行くとなぜこの言葉が選ばれたかなどと言うお話もあるのですが、今回は聞けず。とはいえ、人の話をちゃんと聞くということを再度こころに言い聞かせるのでした。

そして無事弥生の御幣(ごへい)もゲット

御朔日詣りにいくと、神前にあげられたお酒、落雁、海苔と御幣をいただけます。そしてこれを授与所で売っているスタンド?に毎月刺していくとおうちが落ち着いてきます。この時期になってしまったけど月詣りに行くのはなんとなくこれが歯抜けになるもいやだから…。

ということで無事弥生の御幣がうちに来ました。先月もお見守りいただきありがとうございます。そして今月もどうぞよろしくお願いいたします。

語弊

今月の言葉「虚にして人を受く」
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