皆さんはわからないことがあったときにどうしているでしょうか。メモにとっておいて後から調べるというかたが大半ではないでしょうか。もちろんそのまま忘れてしまうケースもあるでしょう。ひいらぎやの周りに技術的にわからないことがあるとすぐに質問をする方がいます。
すぐに疑問を解決出来ればその後の議論にもついて行ける
そう、先ほど例に挙げたメモを取っておいて後から調べるという方法は、その場での議論に置いて行かれてしまうと言うデメリットがあります。そういうときにはもちろんその場で疑問を解決出来るのがいちばんなのですが、もちろん知っていて当然だと思われている人からしたら議論を止めることになり、邪魔に見えるかも知れません。
でも、その人がしっかり勉強をしていて、今後の議論にメリットがあると思われたらどうでしょうか。そうであれば議論には是非参加して良いアイデアを出してほしいとおもうはずです。
ひいらぎやの周りに一人、わからないことを非常に素直に常に聞いてしまえる人がいます。周囲の人とこの方について話をしたこともあるのですが、やはり、あの方はわからない事を素直に聞けてすごいよねといいます。でもやっぱり、そう言われる人はすくないでしょう。すでに触れたとおり、その方は常に真剣にものごとに取り組んでおり、しかも日頃からいろいろな事を勉強しているというのが態度からもすぐに見て取れる人なのです。
この多様な時代、わからないことがあって当たり前、わからないことを聞けるスキルは非常に重要
仕事の内容も考え方もたくさんでバラバラなのが今の時代です。このような世界では、すべてがすべてわかっている人などいません。そのような中ではどんなことも質問して答えてもらえるというスキルを身につけるのは非常にメリットがあります。ですが、やはり聞いてもうざがられない人になる必要があります。要するに、この人を味方にいれ議論に入ってもらったら自分にメリットがあると思わせることが大事なのです。
すべてをわかっている人、そうでなくてもすぐに聞ける人
世の中には「何でも知っている人」というのがいます。何を聞いてもわかる人。ある分野に固定してわかる人もいれば、信じられないほどいろいろな分野を横断して知識を持っている人がいます。こういった人たちは本当にすごくてこのような人になれるようにがんばりたいとは思いますが、そうはいってもそんな人にはなかなかなれません。では次点としてどこを目指すべきでしょうか。それは言われたことは理解できるようになる人間というのは一つの方向性なのではないかなと思います。そのためにはどんどん聞くというストラテジは一つの正解なのかと思うのです。
大学のゼミというものに初めて出たときに先輩方がしゃべっていることはすべて全くわからないという状況でした。これはみんなそうなのですが、そんなときには何がわからないかがわからないので、さすがに聞けませんね、やっぱり時と場合と自分の立場は大事です。
(この記事は2018年9月25日 9:51 PMに公開したものに加筆・修正した物です)